自ら学び、考える授業を行っています
1.症例・課題の提示
「パソコンを使用して、学習課題を発信し授業を展開していくこと」。これが理学療法学科の授業スタイルです。高校までの授業や勉強方法と全く違うスタイルだなと感じることでしょう。学生は入学と同時にパソコンが必要になります。
教員から課題が全学生に一斉配信されますので、受信メールを確認することが全ての始まりとなります
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2.協同学習
配信された学習課題は学習計画を立てたあとに、協同学習を通して考え・意見を出し合います。調べたい資料があれば授業中でも図書室利用が可能です。図書室には検索機能システムがありますので、探したい本・雑誌をすぐに見つけることができます。
また、学校内では全てのフロアでインターネットが接続できる環境となっています。
課題に行き詰ったら先生に質問しましょう。ただし、ヒントしか出しません。どうしたら自分で問題を解決できるか、そのために自分でどのように勉強をしていくのかということを学生に問い、教えていくからです。臨床の場においても1人立ちできるように、自らで解決していく力がつきます。
3.プレゼンテーション
パワーポイントも使いこなせるようになり、最初は緊張したり・戸惑っていた人前での発表も随分慣れてきました。
発表もパソコンを用いて行います。臨床に出てからも発表の機会はありますので、1年次から体験しておくことは卒業後にも役立つことでしょう。
発表終了後には先生からの鋭い質問が待っていますし、もちろんクラスメートからの質問の手も挙がります。なぜそのように考えたのかという理由や根拠をしっかり相手に説明しなければなりません。
4.補足・講義・まとめ
緊張した発表も終わりホッとしたのもつかの間、勉強はまだまだ続きます。理解の及ばなかったところや質問で出されてうまく答えることのできなかったところを復習します。教員も遅くまで残り、学生の質問に対して補足と講義を行います。放課後は教員に質問する学生や、学生同士で実技の勉強をする姿があちこちで見られます。